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「日本人英語話せない論」は、50%誇って50%反省すれば良い

 

英語の勉強は中学から含めて人より長くやっていることもあって、

どうしても近年叫ばれている

「日本人英語出来ない理論」 について一言申したい。

-色んな理由があって、どれも間違いではないけれど-

①授業の大半が読み書きで、話す時間がないから?
これはその通り。いくら本で自転車の乗り方を学んでもスムーズに乗れるようになることがないように、単純に練習時間の不足はある。

②発音を学ばないから聞き取れない⇒話せないから? 
 日本の学校で発音から教えているところは皆無だろう。これでは話す楽しさも味わえないのではないか。

③ 留学支援が少ないから?
 留学と英語力の上達が直接結びつくわけではないにしても、そう言えると思う。

「グローバル人材を育てる」と政府が画策してるけど、だったら外へ出ていく学生を援助すべきなんじゃあ・・

まぁ、それはいいとして。

確かに上記の理由は間違いではないと思う。しかし、これらは話せるか話せないかの本質的な理由ではないようにも感じる。


目的とモチベーション

私は「目的」と「モチベーション」の2つに問題があると思う。

1つずつ説明する。「目的」とはその名の通り物事を取り組む理由のこと。 これが無ければ話にならない。

大学に入る予定もない人が過去問を解くはずがなく、お金ももらえないのにコンビニのバイトに入る意味は無い。


日本人はこの「何のために英語を学ぶか」という意識が圧倒的に低いと思う。

よくある「就職に役立つから」という理由も、実際のところ日常会話レベルでは役立つかどうかは疑問だし、そもそも「役立つ」という発想自体漠然としすぎている。

でも、このこと自体は悲観するどころか、むしろ誇りに思うべきことだと思う。


何故かと言うと、それは「日本は英語を学ばなくても生きていける(母国語だけで生きていける)素晴らしい国なのだ」ということの裏返しに他ならないからだ。

 

英語圏の国の植民地となり、英語を強制されるような国ではなかったということ。

これが「目的」の問題だ。

つまり、そもそも英語を学ぶ決定的な動機が無いから、英語を話そうとはしないのだ。

 


もう1つの「モチベーション」だけど、これは英語を学び始めてからの問題と言って良い。
どういうことかというと、「英語を学び始めたのに、周りが型っ苦しいルールばかり押し付けてくるのが辛い」ということだ。


もっと簡単に言えば、「日本人は英語表現や発音もろもろに対して完璧主義すぎる」


2chで英語に関するスレが立ったり、youtubeニコニコ動画などの動画サイトで英語が出ると、大抵のユーザーは決まって同じ反応をする。

「発音が悪い」「この場合は△△じゃなく〇〇の表現の方が良い」

「いや△△でも通じるからww馬鹿乙ww」

語学では正しい言葉を使う、確かに重要なことだ。

しかし、初めから完璧な会話など出来るはずがない。

というかそもそも、通訳者でも目指さない限り完璧である必要が無い。

 

それなのに、「正しい表現に正しい発音でなければ英語とは認めない」

そんな雰囲気が充満しているような気がする。

もっと気楽に、拙くたって良い。


長くなったけど、日本人が英語を話せない理由をまとめるなら

①日本人は英語を学ばなくても生きていけるから
②語学に対して完璧主義すぎるから

以上の2点だと考える


 

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