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ブラック企業のニュースを見た時に覚えておいてほしい3つのこと

 

飲食チェーンで働く店長が自殺したようです。

またですか、と言いたくなるぐらいこの手の話題は尽きませんね。

【日本の議論】「バカ野郎」「使えねえな」暴行、7カ月で休日2日、恋愛介入…24歳店長を自殺に追い込んだブラック大賞企業『くいしんぼ』、驚愕パワハラ実態(1/4ページ) - 産経ニュース

 飲食店チェーンを経営する「サン・チャレンジ」(東京都渋谷区)が首都圏で展開するステーキチェーン「ステーキのくいしんぼ」の店長だった男性=当時(24)=の自殺の原因が、過酷な長時間労働と

 

パワーハラスメントにあるとして両親が同社側に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は11月、同社側に約5790万円の賠償を命じた。判決では、自殺の理由を「パワハラや長時間労働以外にはない」と断じている。ほぼ休日がない中での暴行、暴言、使い走り、私生活への介入…。判決からは、悲惨な勤務実態が浮かび上がる。

 今後ステーキのくいしんぼには行かないことが決定しましたが、どこの飲食チェーンもこんな感じなんでしょうかね?

さらには、中学生のいじめのような実態も

ばかだな」「使えねえな」。上司は男性が仕事でミスをする度に、こう叱責を続けた。また、尻や頭、頬などを殴ることもあったという。さらに厨房(ちゅうぼう)にあったしゃもじで頭を殴ったこともあった。パワハラは勤務時間外も続いた。男性のたまの休日、上司は電話で「(店で使う)ソースを買ってこい」などと命じることもしばしば。仕事後に無理やりカラオケや釣りに付き合わせることもあった。判決は「日常的に使い走りを命じていた」としている。

もはや獣か何かでしょうか。

もはやブラックを通り越して犯罪と言っていいでしょう。5000万近くの賠償を請求したとありますが、お金よりむしろ、加害者の上司などを逮捕すべきでしょう。

 

こういったブラック企業のニュースを見たときに、多くの人に認識してほしいことが3つある。

1 今後その店で消費しない

今後その会社の系列店を利用するのは控えることを強く薦めます。

「いやいや、安いから便利なんだよ・・・」

確かにそうです。ブラック企業の店ほど消費者に取って便利なんですよね。実は、理由を考えればごく自然なことなんですよね。

前提として、ブラック企業はサービス残業従業員の削減により人件費を大幅にカットにしています。そのカット分を、サービスの値段に転嫁して安くすることで価格競争優位に立っているのです。確かに、安いということは現代において本当に重要なことでしょう。しかし、ブラック企業にお金を払うことは、ブラック企業を生かしてしまうことになります。自分の「安さを求める消費体質」がブラック企業の存続に加担していると考えれば、多少高いお店を利用してみることも大切だと思います。僕はこういった不祥事を起こしたブラック企業の店は絶対に利用しないことに決めてます。

2「死ぬ前に辞めればよかったのに」と考えるのはちょっと待って

この事件の被害者は、仕事から逃げる前に命を絶ってしまいました。

Twitter等では「死ぬ前に辞めればよかったのに・・・」と言う声で溢れています。

確かに、死ぬ前に逃げろよと考えたくなるのは分かる。ただ、基本的に僕ら第三者が言えることは1つ。 

それは、追い詰められた人間の精神状態は本人にしか分からないということ。

実際に僕が当事者の立場だったとしたら、もしかしたら逃げようなんて発想が無かったかもしれない。現実的な面で言えば、

①休みが全くないわけだから、転職活動も物理的に不可能。まして仕事で忙殺されて鬱状態になっている人間に「次の仕事を見つけよう」なんて発想にならないだろうと思う。

②じゃあ辞めて一旦無職になろうかと言うと、それはそれで再就職がとんでもなく難しくなる

結局、どっちを選んでも苦痛しかないのだから、それならいっそ死んでしまおうという考えになるのかもしれない。かもしれない、というのは実際に自分が当事者になっていないから分からないということです。

「何で死ぬ前に逃げないの?馬鹿なの?」って思った貴方、今一度自分の身になって考えてみてはどうだろうか。

 

3その店で働くな

向こうは安くて従順な奴隷を求めてるといっても過言ではないでしょう。こちらが応募し続ける限り、ブラック企業は生き残ることになります。よほどのことがない限り、ああいった店で働くことは控えるべきです。

 

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